PLUTO 1

 
鉄腕アトムのエピソードの中で一番好きだった「史上最大のロボット」
を、浦沢直樹がリニューアル!
私は全然知らなかったので、コンビニでコミックスを見かけたときは
本当にびっくりしてしまいました。

刑事ロボ「ゲジヒト」の視点から、次々と「殺され」ていく世界最強
のロボットたちの事件を追っていくわけですが、ひたひたと迫る
「眼に見えない恐怖」が、「MONSTER」で培われた浦沢ならではの
見事な描写力によって描かれており、安易なリメイクやオマージュを
超えたSFスリラーに仕上がっています。

最後のページでは「きたきたぁーーー!!!」と叫びたくなるほど
良いところで終わっており、もう次巻が読みたくてつらいです(^^

本当、うれしい不意打ちでした。